2011年7月26日火曜日

Team ROCKBELL Vol.6

Team ROCKBELL Vol.6 from Adventure Seekers on Vimeo.

おわり

イタリアも昨日が最後だった。

色々と素晴らしい経験ができた。
そして、今後もパラクライミングを全力で支えていきたい。

ただ今フランクフルト空港にて、日本行きの飛行機待ち。ベロナ空港からココまでたまたま一緒だったロックマスターのヒロイン、リンヒルと彼女の息子さん。彼女は30年以上も海外を転々し世界を登ってきた。そんな彼女が今では50歳、息子を連れてアルコへ来ていた。クライミングの話になると、ママの顔からクライマーの顔になる。そんな彼女はやはりアメリカンクライマーの雰囲気がばっちり出ている。僕もそこから学んだ一人、懐かしくそして嬉しかった。彼女らはこれからボルダーの家族の元へ返る。僕も日本に帰る。楽しみだ。


最後の1日半は僕一人で行動をし、色々と考える事ができた貴重な時間だった。今後もクライミングというフィールドで、人生を過ごしていきたいと改めて思った瞬間がアルコにはあった。


みなさん、日本人選手は頑張りましたよ。これからまだまだ様々な課題が残るが、彼らなら絶対大丈夫。今後の活躍が楽しみだ。


アルコの中心にある噴水


クライミングスタジアム


大会終了パーティー


アルコの中心街にある教会

ロミオとジュリエットの街

に来てました。愛の街だそうで、そういえばカップルが多かったと思います。

勿論僕もカップルで来ました。




相手

あす帰国です。



2011年7月24日日曜日

Innsbruck(インスブルク)

ミュンヘンは雨でした。
雨男復活です。

クライミング計画もボツ。
急きょ予定変更で、オーストリアのインスブルクへ。
そこで知人に会う。インスブルクの街はキレイだった。


チロル地方のご飯


歴史の詰まった街


日本人ガイドの方々と一緒に


頭脳を使うゲームで苦戦中

明日はアルコへ戻る予定です。帰国まで3日間。天候は最悪ですが、最後にもう一回外岩で登れれば嬉しいです。

2011年7月22日金曜日

MUNICH (ミュンヘン)

6年ぐらい前にドイツへ数回行き、長い時は1ヶ月ぐらい滞在しました。久々のドイツは変わらずです。

ミュンヘンの駅に到着したら大雨でした。そんなスタートから今日の今日まで嫌な天候が続き、そして大雨です。オーストリアの岩場へ行く予定が全てキャンセル。アルコも天候が良くない様です。予定を全て変更して、今日か明日にはイタリアへ戻ります。

ミュンヘンはバイエルン州にあります。色々と歴史的に有名な人物や建物ここには存在していますが、ドイツクライミングの歴史もココから始まったと言っても過言ではありません。だから僕もいます!

ドイツ山岳ガイドの学校、ドイツで一番大きなジム、オーストリアやスイスが近い、世界の岩場へ行き易いなど(ミュンヘン空港)、あらゆる面でメリットがあるのでこの場所を拠点とするクライマーが多いと思います。

そんな中、去年できたばかりのボルダリングジム。100坪以上の場所に贅沢に壁があり、外にも壁とドイツと言えばスラッックライン専用のスペース、ソファーが数十個、ビールバー、そして憩いの場所、文句のないジムです。ドイツ人はパイオニアにこだわる人が多く、昔からあるジムを守ろう!みたいな運動もあるのですが、このジムは別格。課題も面白いです。


バイエルンの朝食(ビールと一緒に)



クライミングジム ボルダーワールド(Boulderwelt)

2011年7月20日水曜日

Challenge continues

アルコでの戦いが終わった。

パラクライミング世界選手権は40名というたくさんのアスリートが世界各国から集まり、熱い戦いを繰り広げた。

日本代表選手は計5名。
そしてチームロックベルの岩本選手も健闘をした。

結果は4位(確認中)で3位との差がおそらく1手差。
僕は岩本選手と1年以上トレーニングを積み、自分なりの方法で選手を強化してきた。そして、教える事よりも学ぶ事の方が何倍も多く、一生の価値がある経験が今回もできた。

勿論、優勝を目指して頑張った。優勝すると思ってた。1位との実力は紙一重、むしろテクニックはこちらの方が上だった。でも結果が全て、勝負ですから。

非常に辛かった。でも僕は岩本選手にこのアルコというクライミングの聖地で行なわれたチャンピオンシップの舞台で100%の力を出した事に誇りを持ってもらいたい。そして、この舞台に一緒に立った事が次の自信につながると信じたい。

来年はフランスのパリ。チームロックベルのメインスポンサーでもあるミレーの母国である。
フランスという国もまた、世界を代表するクライミングエリアが無数にあり、ヨーロッパを代表するクライミング天国地でもある。

チームロックベルはこれからも、過酷なトレーニングを積んで、次は日の丸を掲げたいと思う。岩本選手、お疲れさまでした。そして応援してくれた皆様、ありがとうございます。

その他の選手結果:
義足の小野選手は、見事優勝(世界一!)視覚障害部門カテゴリーB2、ワンツーフィニッシュ! 第一位:小林選手 第二位:井戸本選手

感動しました。ありがとう。日本人選手のテクニックは世界一という証明もできた。会場には他の日本チームの選手もきて応援してくた。チームが一丸となって応援した。ありがとうございます。

そして、日本人選手と昨晩お別れし、僕の一人旅が再スタート。アルコ近くの駅、ロベルトから電車でオーストリアのインスブルクを通りドイツのミュンヘンへ向かう。(ブログアップ時には既にミュンヘンへ着いている予定)



いよいよ本番です


まずはチームロックベルでワンショット


チームジャポン


アップ中


この笑顔が素晴らしい。だが次の笑顔は...


こんな笑顔見たことない!アルコの女性は本当に美人


そんなヨロケている場合ではない!本番です

ここからはコーチとして常に行動をしていたため、写真/動画が撮れず。
今回の遠征でカメラマンも同行しているので、それに期待しましょう。


今回の大会は4位(確認中) 上位3位との実録の差は殆どゼロ チームロックベルのジャーニーはこれからも続く


片腕のロシア人 朝青龍に似ていた 優勝して感動の涙を流していた もらい泣きした


フランスのミスターフィリップ! ブロンズメダル


二本が義足の中国人選手 感動しました


ドイツ人の車いす選手 腕だけで登りました


片方の手首下がない選手 選手のなかで一番輝いていた女性 キレイ!


YES! 小野選手の登りは会場の空気を一瞬にして止めました 文句なし、世界一です。


岩本選手のカテゴリー。優勝は去年の大会で第2位だったマテオ選手 来年はココに岩本選手が立ちます


WOW! ワンツーフィニッシュ!小林選手と井戸本選手 観客者も主催者も全員感動した日本人選手のスーパーファイナル
小林氏の指導コーチとして僕も一緒にいましたが、終了点を掴んだ瞬間、思わずジャンプして喜んでしまいました 感動です


君が代斉唱


ジャパンチーム おめでとう

パラクライミングはまだまだ改善しなくてはいけない大会ルールが山ほどあります。どの国よりも経験のある日本人選手のノウハウを今後の世界選手権に役に立てればと話す小林選手。できる限り僕も今後のパラクライミングをサポートしたいと思う。

2011年7月19日火曜日

がんばれ日本

日本女子サッカーの優勝はイタリアでも大きな話題となっている。
日本の国旗がコーチジャンパーに付いているので、町の人が日本人だと分かると
イタリア語で「○×○×...!」と乾杯をしてくれるので、
多分、「日本良くやった!」と言っていると思う。

今日は大会のテクニカルミーティングとスピードクライミングの競技があった。
日本人選手はスピードクライミングには参加せず、明日のルートクライミングに
勝負をかける。


ミーティングとスピートクライミングの間に時間があったので、アルコ城まで歩くことに


アルコ城からの景色


サムライ日本チーム、アルコ城の前で


会場に戻りパラのスピードクライミングを観戦


突然去年度のチーム総合得点で2位という成績だと言う事が分かりトロフィーをもらう


パラクライミングがパラリンピックの正式種目になる予定?もあるので国際クライミング協会とアルコ、イタリアクライミング協会が一緒になってコンファレンスを開き、日本人選手も参加した。


モンキーマジックの小林氏のスピーチもあり、日本の障害者クライミング事情を話した。


しかし、他の話がイタリア語一色だったので...睡魔ーに襲われる

いよいよ明日が本番です。女子サッカーが世界一に、次はパラクライミングの番です。

2011年7月18日月曜日

Team Member

今回のパラクライミングの日本代表を紹介。


チームロックベルの岩本氏


モンキーマジック代表の小林氏


仙台の小松氏


山形の小野氏



若手の井戸本氏



免出コーチ



カメラマンの山口氏



そして、チームロックベルのこの人、ロックマスター伝説ヒロイン、リンヒルと一緒に!



惜しくも今回はメダルを逃したが、世界最強の野口選手とパラチーム



チームロックベル岩本氏は明日の大会に向け前進あるのみ。


頑張れ日本!!

World Championship @ Arco, Italy

今年で25周年を迎えるワールドチャンピオンシップ@アルコ。
ワールドカップの中でも特別な大会であるロックマスターが行なわれる場所。
各国の強豪コンペティターが一生に一度はこの舞台で戦いたいと夢見る場所。

そんな大会で行なわれるパラクライミング世界選手権は、とても特別。
そして、今後行なわれるパラリンピックの正式種目になる?かもという事で、
パラリンピックの会長さんも観戦。

そんな特別な大会の開会式は、とても印象的なものだった。

そして我がTeam ROCKBELL岩本さんの緊張は徐々に高まる。


会場のクライミングスタジアムにて。精神統一をするROCKBELL岩本氏


彼の心にもこの壁が映し出されている。


Team ROCKBELL


ライバルのイタリア人選手と再会(前回日本での大会でお互い闘志を燃やした)

今回の大会は25周年記念ということで歴代の優勝者を招いた。そして、日本、いや世界を代表する平山ユージ氏もVIPとしてこの大会に招待され、パレードでは国旗を持って先導した。


パラクライミング選手と一緒に


アルコの街をパレードする日本人選手達。そして...


ROCKBELL岩本が輝いていた


大会のメインウォールを利用して様々なパフォーマンスを披露

クライミングというスポーツがどれほどアルコ/イタリアの人々に偉大な影響を及ぼしているかを象徴するほど凄まじいオープニングだった。