2011年4月16日土曜日

貴州地区→格凸河

今回は、CMDI(中国山岳協会訓練学校)のクライミングプログラムの一環として、ナチュッルプロテクションの指導とガイドプログラムの一環でもある、エリア開拓の目的で行ってきました。

天候は...日頃の行いが良くないのか、太陽にも恵まれず。でも貴重な体験が出来たので良かったと思います。

場所は中国の貴州地区にある格凸河(ゲテゥー)渓谷。中国ではおそらく最難課題が何本も開拓される、前傾壁ばかりの場所です。その中でも自然に出来た洞窟やアーチの大きさには圧巻です。

さて、そこまでの行き方が少々問題...。貴州の空港からさらに車で5時間の山奥にあり、数々の村々を通って、今でも昔ながらの生活をしているゲテゥー村へ到着します。村の端から端までは徒歩5分、ゲストハウス2棟、ホテル1つ、そして小さなスーパーが1つです。

今回この場所を知人がフランスのペツル社へ紹介したことが切っ掛けで、今年の秋に開催されるピツルロックトリップの開催地として最終決定しました!



あまりにも各エリアが離れれいて、全てまわる事が出来ませんでした。今回集中的に開拓された場所は3つ。その一つが、




今回はこの場所で僕は開拓をせず(難しいので...)、他のエリアで行ないました。上記の写真は今年のペツルロックトリップのメインエリアとなるでしょう。既に数本の14sが開拓され、しかも全てマルチです。

そんな場所へ行くには必ず河を渡らなくてはなりません。


そのボートからは


凄まじい大きさの洞窟が見れます。この村には通称「スパイダーマン」というローカル人がいます。彼は、観光客がくると、ロープもなにも無しのフリーソロで絶壁を登るそうで、残念ながら今回会う事ができませんでした。どうやら素足で、クラックの中に竹のスティックを入れて、それを噛ましながら登るそうです...。

最後の1枚はピグレット集団の「チーム格凸河」です。

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